
ピラティスで本当に体は変わる?どれくらいの期間で効果が出る?ビフォーアフターの実例はないかな?
こんなお悩みはありませんか?
この記事では、ピラティスのビフォーアフターの変化や、何ヶ月で効果が出るのかを、実例や研究データをもとに詳しく解説します。
この記事でわかること

髙木裕矢
PILATES YOGA &a ゼネラルマネージャー、PHIピラティスインストラクター、柔道整復師(国家資格)、NASM-PES(全米スポーツ医学協会パフォーマンス向上スペシャリスト)
目次
① ピラティスで体はどう変わる?
どれくらいで効果が出る?
ピラティスは、体の深層部にあるインナーマッスルを鍛え、骨格のバランスを整えるエクササイズです。一般的に1ヶ月ほどで姿勢の変化を実感し、3ヶ月ほどで筋力のバランスが整うことが期待できます。特に、肩こりや腰痛といった慢性的な不調がある方は、早い段階で軽減を感じることが多いです。
身体の機能を根本から改善するためには、継続的な実践と正しいフォームが重要です。
ピラティスの効果が現れる期間の目安
期間 | 期待できる変化 |
---|---|
1週間 | 呼吸が深くなり、肩こり・腰のハリが軽減 |
1ヶ月 | 姿勢が改善し、体のラインに変化が出る |
3ヶ月 | 体幹が安定し、スムーズに動けるようになる |

パーソナルピラティスで変化を実感できる理由
- 一人ひとりの体に合わせたオーダーメイドの指導が受けられる
- 自分では気づけない体のクセを修正できる
- より短期間での変化が期待できる
ビフォーアフターの実例
ピラティスを継続することで、以下のような具体的な変化が見られます。
巻き肩・姿勢の改善
デスクワークによる巻き肩や脚の歪みに悩んでいた30代のお客様。ピラティスを始めてから体の不調が減り、気になっていた姿勢や脚のラインにも変化が見られました。
beforeではスウェイバック姿勢が顕著でしたが、腹筋や背筋が機能的に働くようになり、正しい姿勢をキープできるように。肩が開き、ウエストやヒップの位置も引き上がりました。
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肩こり・腰痛の軽減
長時間のデスクワークによる首・肩・腰の痛み、頭痛に悩んでいた40代のお客様。週1回のペースで6ヶ月継続し、30回目のレッスンを迎えた頃には、姿勢が大きく改善されました。
beforeでは体全体が前に傾き、頭部も前方へ突出していましたが、体幹の安定性が向上し、正しい姿勢を保てるように。幼い頃から悩んでいた頭痛も、今ではほぼなくなったそうです。
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ゴルフやスポーツのパフォーマンス向上
ぎっくり腰を繰り返していたお客様が、ピラティスを3ヶ月続けたことで腰への負担が軽減。さらに、ゴルフの回旋可動域も向上しました。
beforeでは骨盤を前に押し出すスウェイバック姿勢が目立っていましたが、6ヶ月後には自然なS字カーブを描く姿勢に変化。体の歪みが整い、スポーツ時の安定感もアップし、スムーズな動きが可能になりました。
ピラティスの効果が感じられないときは?
ピラティスを試しても「思ったより変化がない」「効果を感じにくい」と悩んでいる方は、実践方法や頻度が合っていない可能性があります。正しいフォームや最適な頻度について詳しく知りたい方は、下記記事もチェックしてみてください♪
② なぜピラティスで体が変わるのか?
インナーマッスルと姿勢の関係
ピラティスが体を変える大きな理由のひとつは、インナーマッスル(深層筋)を鍛えることで姿勢が整うためです。インナーマッスルは体幹を支える重要な筋肉群で、ここが弱いと背骨や骨盤が歪み、姿勢が崩れてしまいます。
ピラティスはインナーマッスルを強化し、骨格のバランスを整えることで、自然と美しい姿勢へ導きます。
インナーマッスルを鍛えるメリット
鍛えられる筋肉 | 期待できる効果 |
---|---|
腹横筋(お腹の奥の筋肉) | 体幹の安定・腰痛の軽減 |
多裂筋(背骨を支える筋肉) | 猫背や反り腰の改善 |
骨盤底筋群(骨盤を支える筋肉) | 骨盤の歪みを整え、姿勢を安定 |
【科学的根拠】肩こり・腰痛への効果
デスクワークや長時間のスマホ使用により、肩こりや腰痛に悩む人が増えています。ピラティスは、これらの不調を根本から改善するエクササイズとして科学的に証明されています。
米国スポーツ医学会(ACSM)の研究では、ピラティスを8週間継続したグループは、肩こり・腰痛の症状が有意に改善されたと報告されています。(参考: ACSM研究論文)

ピラティスが肩こり・腰痛に効く理由
- 胸式呼吸で筋肉の緊張を緩和し、血流を改善する
- インナーマッスルの強化で骨格の歪みを整える
- 継続することで正しい姿勢が習慣化し、痛みが軽減
【論文で示す】ピラティスと骨盤の安定
骨盤の安定は、姿勢や体のバランスに大きく関わります。ピラティスが骨盤を安定させることは、多くの研究で証明されています。
実証されたピラティスの効果
– Journal of Physical Therapy Science の研究では、ピラティスを6ヶ月続けた女性は、骨盤の傾きが改善され、腰痛リスクが軽減されたと報告。
– International Journal of Sports Physical Therapy の研究では、ピラティスを実践したグループは、骨盤の安定性と体幹のバランスが向上したことが確認。
ピラティスで骨盤が安定する理由
ピラティスの動きには、骨盤の位置を正しく保つためのエクササイズが多く含まれています。例えば、「ブリッジ」や「ペルヴィックカール」といった動きは、骨盤周りの筋肉を活性化し、安定させるのに効果的です。
ピラティスを続けるべきか迷っている方へ
ピラティスを継続することで人生がどう変わるのか気になる方は、下記記事も参考にしてください。
③ ピラティスで変化を実感するまでの期間
効果を実感しやすい人とそうでない人の違い
ピラティスの効果を実感するまでの期間は個人差がありますが、続ける頻度や体の使い方によって、変化の感じ方が異なります。
ピラティスの効果を引き出すポイントは「頻度」「フォーム」「意識」です。
効果を実感しやすい人の特徴
特徴 | 具体的な内容 |
---|---|
頻度 | 週1回以上のペースで継続できている |
フォーム | インストラクターの指導を受けながら正しく実践 |
意識 | ピラティスの動きを日常生活にも取り入れている |
【科学的根拠】ピラティスの頻度と効果の関係
ピラティスの効果を最大限に得るには、適切な頻度で継続することが重要です。
– Journal of Physical Therapy Science の研究では、週1回以上のピラティスを12週間続けたグループは、柔軟性と姿勢の改善が顕著だったと報告。
– International Journal of Sports Physical Therapy の研究では、週1回のピラティスでも体幹の安定性が向上し、バランス能力が改善したと報告。
どのくらいの頻度で行うべき?
ピラティスの効果をより早く実感するための目安は以下の通りです。
目的 | おすすめの頻度 |
---|---|
姿勢を整えたい・腰痛を改善したい | 週1回以上 |
インナーマッスルを鍛えたい | 週2回以上 |
より短期間で体の変化を感じたい | 週3回 |

週1回でも効果はある?
- 週1回でも姿勢や体の使い方に変化を感じる
- 運動習慣がなくても無理なく続けられる
- 週2回以上でより早く体の変化を実感
ピラティスを1ヶ月続けたらどうなる?
「ピラティスを始めたけれど、1ヶ月でどれくらい変化するのか知りたい」という方は、下記記事もチェックしてみてください♪
④ ピラティスの効果を最大化するポイント
効果を高めるために意識すべきこと
ピラティスの効果を最大限に引き出すには、単にレッスンを受けるだけでなく、「どのように体を使うか」「日常生活でどう活かすか」を意識することが大切です。
ピラティスはスタジオだけで完結するものではなく、普段の姿勢や動きが変わることで本当の効果が発揮されるエクササイズです。
【科学的根拠】ピラティスの効果を高める3つのポイント
ピラティスの効果をより早く、より確実に得るためには、次の3つのポイントが重要です。
ポイント | 具体的な内容 | 参考研究 |
---|---|---|
① 正しいフォームを身につける | 姿勢が崩れると、狙った筋肉に適切な刺激が入らず、効果が半減する | JPTS, 2019 |
② 呼吸を意識する | ピラティス独自の「胸式呼吸」を活用することで、インナーマッスルがより活性化される | NLM, 2020 |
③ 日常の動作に活かす | レッスン中だけでなく、普段の姿勢や歩き方にも意識を向けることで、効果が定着しやすい | IJSPT, 2018 |
【フォーム】効果を最大化する正しい姿勢とは?
ピラティスでは、「正しい姿勢を作る」ことがすべての動きの基本になります。特に重要なのは、骨盤・背骨・肩甲骨の3つのポジションです。
骨盤のニュートラルポジション
骨盤を前傾・後傾に傾けすぎず、自然な位置で保つことが、ピラティスの効果を最大限に引き出すポイントです。
状態 | 特徴 |
---|---|
前傾(反り腰) | 腰が反りすぎてしまい、腰痛の原因になりやすい |
後傾(猫背) | 骨盤が後ろに倒れ、腹筋が適切に使われない |
ニュートラル | 腰と床の間に手のひら1枚分のスペースがある自然な位置 |
【呼吸】ピラティスでは「胸式呼吸」がカギ
ピラティスでは、「胸式呼吸」を意識することで、インナーマッスルをより効果的に働かせることができます。

ピラティスの呼吸のポイント!
- 胸式呼吸で肋骨を広げるように息を吸う
- お腹を引き締めながらゆっくり息を吐く
- 動きに合わせて呼吸を連動させる
⑤ ピラティスの効果を継続するためのコツ
なぜピラティスを続けるのが難しいのか?
ピラティスを始めたものの、「続かない…」と感じる人が多いのはなぜでしょうか? 継続が難しい主な理由として、以下のような心理的な要因が関係しています。
原因 | 具体的な内容 |
---|---|
すぐに成果を求めてしまう | 1〜2回のレッスンで大きな変化を期待し、結果が見えないと諦める |
環境が整っていない | ピラティスをやる場所や時間が決まっておらず、優先順位が低くなる |
習慣化の仕組みがない | 気分次第でやろうとすると、忙しさに負けてしまう |
「続けられない」のは、意志の問題ではなく、仕組みの問題です。
【科学的根拠】継続できる人の特徴とは?
行動経済学の研究によると、「人は環境やルールを決めることで、行動を継続しやすくなる」とされています。(参考: Psychological Science)
そのため、ピラティスを続けるためには、以下のポイントが効果的です。
ポイント | 具体的な方法 |
---|---|
① 行動を「仕組み化」する | 「毎週◯曜日はピラティス」と決めて習慣化する |
② 成果の記録をつける | 「今日はこんな動きができた」「体が軽くなった」など記録する |
③ 環境を整える | 自宅でも気軽にできるスペースを作る / ウェアを用意する |
【継続のコツ①】「ごほうび」を設定する
習慣化の心理学では、「行動の直後に小さなご褒美を設定すると、継続しやすくなる」と言われています。(参考: European Journal of Social Psychology)

ごほうびのアイデア
- ピラティス後にお気に入りのハーブティーを飲む
- 好きなスキンケアアイテムを使う
- 1ヶ月続けたら、新しいウェアを買う
【継続のコツ②】「やらないと気持ち悪い」状態を作る
行動科学の研究では、「習慣は、毎日少しでも続けることで強化される」と示されています。(参考: Frontiers in Psychology)
ピラティスを「当たり前」にする方法
方法 | 具体例 |
---|---|
超短時間でもOKにする | 「毎日1分だけストレッチする」と決める |
他の習慣とセットにする | 「歯磨きの後に呼吸法をする」など |
毎日「やったか?」をチェック | カレンダーに○をつける / アプリで記録 |
【継続のコツ③】周囲のサポートを活用する
人は「他者とのつながり」があると、行動を継続しやすくなるといわれています。(参考: Nature Human Behaviour)
サポートを活用する方法
方法 | 具体例 |
---|---|
ピラティス仲間を作る | 家族や友人と一緒に通う / SNSでシェアする |
インストラクターに相談する | 継続の悩みや体の変化をレッスンで相談 |
コミュニティに参加する | オンラインのピラティスグループに参加 |
ピラティスを無理なく続けるために
「続けるのが難しい」と感じるのは、あなただけではありません。しかし、継続のための仕組みを整えることで、無理なく続けることができます。
まずは、「1回たった5分でもOK」という気軽な気持ちで取り組んでみましょう。
⑥ ピラティスを始めるならPILATES YOGA &aへ
出典:PILATES YOGA &a公式ウェブサイト
あなたに合ったピラティスで確実に変化を実感
ピラティスは正しい方法で続けることで、体の変化を実感できます。PILATES YOGA &aでは、一人ひとりの体に合わせたプログラムを提供し、効率的に効果を引き出します。
PILATES YOGA &a(アンドエー)が選ばれる理由
✅ 洗練されたスタジオ空間
– 自然光が差し込む開放的な空間に、音や香りまで細部まで拘った心地よい環境。リラックスしながらピラティスに集中できる環境を提供。
✅ 本質を追求したピラティス
– 医療系国家資格を持つインストラクターが在籍し、一人ひとりに合わせた専門性の高い指導を提供。
✅ ピラティスのプロフェッショナルが学ぶスタジオ
– ピラティスインストラクターが技術向上のために学びに訪れる、質の高いピラティス専門スタジオ。ピラティスの専門家はもちろん、アスリートもパフォーマンス向上に訪れる。
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「ピラティスを正しく始めたい」「体の変化を実感したい」という方へ。PILATES YOGA &aでは、気軽に試せる体験レッスンを実施しています。
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